地域ぐるみの子育てを目指して。「kurumu」がグッドデザイン賞を受賞しました。

 

保健福祉センターに拠点をかまえ、高浜町が「子育てするなら高浜がいいよ」といわれる地域になるために、お母さん、お父さん、お爺ちゃん、おばあちゃん、そして子どもたち、みんなをサポートする子育て世代包括支援センター「kurumu」。その名が持つ意味「高浜でくるむ、高浜をくるむ」を目指した、地域ぐるみで行う横断的な子育て支援の活動が、このたび、2019年のグッドデザイン賞を受賞しました。

 

 

グッドデザイン賞とは、国内外の多くの企業や団体が参加する、世界的な賞。デザインが優れた物事に贈られます。かっこいいデザイン、芸術的なデザインが対象の賞だと思われがちですが、実は、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすということを目的にされていて、活動そのものも評価対象。今回kurumuが受賞したのは、地域・コミュニティ部門です。

 

   

民宿での産後デイケアといったkurumuが行う高浜ならではのサービス。木を基調にデザインされた、あたたかみあふれるkurumuのプレイルーム。子どもの食育活動や海の体験教室、浜掃除などの環境活動。また子育てデビューにうれしいベビーギフトのプレゼント。そのギフトのセット内容に、地元の若手デザイナーが作成した絵本をセレクトするなど、kurumu、地域、そして子育て世代の家族が「輪」を描くようにつながる。そういう高浜の子育て支援が、優れた「デザイン」だと認められた受賞です。高浜に住み、子育てに携わったすべての人が評価されたみたいで、嬉しくなりますよね。

 

 

この受賞により、高浜の子育て支援は素晴らしいと太鼓判を押してもらったわけですが、決してゴールではなく、むしろスタート。地域みんなで描く「kurumuサイクル」をさらに充実させ、これから、もっと優れたデザインとして発展させるために、kurumuはもちろん、たくさんの町民が力を注いでいます。いつか、高浜=子育ての町というイメージが、広く全国に広がっていくかもしれません。その時がきたら、みんなで胸をはって『子育てするなら高浜がいいよ』と言っちゃいましょう。

 

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