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お茶と波の音。じっくり、地球のことを考える。「地球茶会」に参加しました。

 

 

 

3月に行われた、第1回「TSUNAGARI Week」の最終日。

あれ?春がやってきたかな?と思わせる暖かな朝。なにやら「地球茶会(SDGs茶会)」というものが開催されると聞いて、城山公園のビーチに向かいました。

 

 

 

 

ところで「地球茶会(SDGs茶会)」って?お茶のお作法もさっぱりわからないぞ…と不安を抱きつつ到着。

 

 

 

 

おお!躙口(にじりぐち)を通ってお茶室に入るのですね。掛け軸のかかった床の間?もあります。

 

 

 

 

これらは地元の企業、平田木材店さんが準備してくださったそう。平田木材店さんは福井県のSDGsパートナー企業として登録されています。これがあるだけで、グッとお茶室の雰囲気がでますね。

 

 

 

 

講師は「いっぷく茶ラボ」の石川チエコさん。歴史ある茶道をリスペクトしつつ、現代のライフスタイルに合わせた抹茶の楽しみ方を教えてくださいます。さらにこのお茶会では、自然の中で鳥の声や波の音を聞きながら、お茶をたて、じっくり地球と向き合います。だから「地球茶会(SDGs茶会)」なんですね。

 

お茶をたてる前に、まずはSDGsについて勉強。そして地球、環境問題について考えていきます。

 

 

 

 

「地球カレンダー」って、聞いたことありませんか? 地球の歴史46億年を1年間(365日)に見立てたもの。

 

 

 

 

これはチエコ先生の手作りの立体地球カレンダー。

 

地球カレンダーを簡単に説明すると、1月1日に地球が誕生したとします。マグマで覆われた時代を経て、1月24日ごろ地球が冷えて海洋が出現します。(上の写真では、赤色の部分。貝殻が置いてある場所)2月9日ごろ、大気中の二酸化炭素が海水に溶けて大気圧が低下し、空が晴れ渡ります。2月中旬までに生命が誕生。

 

5月の下旬、シアノバクテリアが出現し、太陽光と二酸化炭素で光合成をして酸素が生まれます。(茶色のガラス玉が置いてある部分)その後植物(シダ)が誕生して、12月になってようやく、哺乳類や恐竜が誕生します。そして12月31日20時ごろ、人類が誕生するんですね。なんと文明が誕生するのが12月31日23時59分。

 

そう考えると、人間って、地球の歴史で見ればついさっき生まれたばかりなんですね。


※地球カレンダーの日付は目安です。参照する文献によって年代や日付の食い違いがあります。


 

続いて、温暖化について。

 

 

 

 

なんと。掛け軸をめくると、そこには今世界で起こっている問題が。

 

地球温度が1℃上昇すると、国内の猛暑日は1.8倍に。2℃上昇すると、数億人規模の水不足、感染症の拡大、生物の約3割が絶滅すると言われているそうです。

 

掛け軸には、ショッキングな写真も。日本も度々自然災害で多くの被害が出てますが、世界各地で様々なことが起きているんですね…。写真で見ると改めて考えさせられます。

 

 

 

 

続いて、脱炭素「カーボンニュートラル」のこと。カーボンニュートラル…最近よく耳にしますね。

 

日本政府は2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目指すと宣言しました。カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること。「全体としてゼロに」と言うのは、排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする、ということらしいです。現実には温室効果ガスの排出量をゼロに抑えることは難しいため、植林・森林管理をして排出した分については同じ量を吸収または除去することで「差し引きゼロ(ニュートラル)にする」という意味。

 

 

 

 

様々な企業が化石燃料から、自然エネルギーへの転換を進めています。

 

家庭の温室効果ガス排出量の割合は低いのですが、自動車の利用、石油由来の製品の使い捨てや商品の購入といった間接的な関連がたくさんありますよね。なので、今私たちの暮らしや価値観の見直しが迫られています。

 

 

 

 

46億年も生きている地球。最近生まれたばかりの、ポッと出の人類が、短期間でその地球を壊そうとしている。地球は人類だけのモノじゃないのに。

 

自分たち人間が、地球にとってどういう存在で、何をしてしまっているのか。自然災害が起こるたびに「もう、いい加減にして!」と言っていましたが、地球にしてみれば「それはこっちのセリフです」って感じですよね。

 

こうやってじっくり考えたことなかったなぁ…と反省していると、お茶の準備が始まりました。

 

 

 

 

お茶のお道具は、クッキーの缶に入っていました。高価な道具を揃えなくても、自分の気に入ったモノを使って、好きな場所で気軽にお茶を楽しんでいい!新たな発見でした。そして抹茶は免疫力を上げ、マインドフルネス効果も期待できるとチエコ先生は言います。

 

『お茶席フィルター』だったかな?チエコ先生は「あそこで、お茶したいなー、いい場所ないかなー」と自然と探してしまうそう。

 

 

 

 

ブルーの糸の可愛らしい茶せん。季節や場所によって道具も変えて楽しむんだとか。「抹茶文化と産業の継承」も、このお茶会では重要なテーマ。

 

 

 

 

作法も教わって、各々好きな場所でお茶を楽しみます。

 

 

 

 

私もやってみましたが、抹茶がなかなか泡立たない…まったりとしない!すかさずチエコ先生がシャカシャカっとしてくださいました。うん、苦まったりとして美味しい。

 

お茶菓子は高浜の銘菓源六餅。そして、ほおずきと黒文字のお菓子。地域のものを使った創作お菓子まで用意されていて、心遣いに感動…。ほんのり黒文字の香りと、プチっとしたほおづきの食感でした。

 

 

 

 

波の音だけが聞こえます。とっても静か。

 

 

 

 

最後に、今日気がついたこと、今できそうなこと、絶対やることをみんなで宣言しました。

 

私は歯ブラシを捨てないで集めて、リサイクルできる会社に送ること。洋服も長く使えるものを大事に着ること。今日の話を家族や周りの人に共有することにしました。

 

とりあえず、できることから。

 

 

 

 

とても癒された時間でした。チエコ先生のアイディア満載の勉強会もわかりやすくて。「地球茶会」楽しかった〜。

 

そして、つながりウィーク(ワーケーションウィーク)ということで、全国からたくさんの人が参加されていました。

 

 

 

 

可愛いお客さんも。

 

 

  

 

 

3月の海に入る勇者たち…!高浜のもんには理解できへんで。笑

 

 

 

 

でも、こんなに楽しそうにしてくれて。地元民としては嬉しい限りです。

 

そして、地元の空撮グループ「フォトイーグル」さんの協力で、動画撮影も行われました!You Tubeで公開中ですので、こちらもご覧ください。https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=mAMBVDcpjsA

 

 

 

 

そんな “つながり” がたくさんの 第2回「TSUNAGARI Week」2022年5月19日〜28日、現在開催中です。(お知らせが遅くなって申し訳ありません)今回も盛りだくさんの内容です。ぜひ、ご参加くださいませ。詳細はこちらから。

 

 

 

 

写真協力:地域おこし協力隊  嶽 琴野さん


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