移住者の声:田渕恵美子さん

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8年前、東京から地元高浜町にUターンした田渕恵美子は現在、隣町おおい町で保育士として働らいています。地元の伝統や人との触れ合いを大事にしながら、自分らしい高浜暮らしを送っています。そんな田渕さんにインタビューしました。

 

 

 

 

Uターンのきっかけ

 

大学を卒業してから東京で5年間暮らしていました。幼稚園で働いていて、毎日忙しかったですが、都会暮らしは全然辛くなかったんですけど。高浜に帰ろうと思ったのは、ホームシックでしたね。このままここで結婚とかしたら、もう家族と一緒にいられる時間は無いんだなって思って。だから家族との時間を作ろう、一旦高浜に帰ってまた東京に戻ろうっていう気持ちでした。

 

 

Uターンして良かったこと

 

やっぱり家族との時間がもてたことが一番でした。帰ってきた当初、祖父と祖母の通院を手伝っていた時期があって。祖父が亡くなり、祖母が施設に入った時に、悔やむことも多かったですが、少しでも2人との時間を持てたので、帰ってきてて良かったと感じました。今は家族に甘えて、家のことは何もしていませんが(笑)地元・実家は良いですね。見守られている安心感があります。東京に戻る気持ちも今はなくなりました。

 

 

今の仕事に就いたきっかけ

 

職種にこだわりが全然なかったので、なんでもいいやと思っていたら、知り合いの人が保育士のパートを探してて、たまたま私に声がかかったんです。なのでハローワークにも行かず決まっちゃいました。いろんな人から「ここはどう?」「こんなとこ募集してるで」って言ってもらえて、ありがたかったです。ハローワークに無い求人情報なんかも人伝で入ってきます。高浜は人と人との繋がりが強いですからね。

 

高浜暮らしの魅力と苦労

 

高浜には自分の興味を満たしてくれるものが揃ってる感じがします。最近本格的に釣りを始めたいと思って。船に乗せてもらって行ったんですが、ほんとに面白い!釣った魚を自分でさばいて食べる会とかしたいですね!美味しいお酒飲みながら(笑)そんなことにすぐ手が届くのが魅力ですかね…小さな夢が叶いやすい。

苦労は特にないかな~、育ってきた町なので。お店は確かに少ないですけど、京都や大阪にも割と出やすいし、ネットでも買い物できますから。

 

地域との関わり方 『和田de路地祭』

 

高浜に帰ってきた時、同じ世代の人がまちづくりやイベントに関わって頑張っているのを見て、すごく刺激を受けました。その人たちと一緒にいろんなイベントに参加してたんですけど、特に『和田de路地祭』は子供からおじいちゃんまでが「それぞれのかたち」で参加してるのがいいなと思いました。小学生の屋台だったり、作品展だったり、民宿のカフェだったり…全部手作り感があって、あったかい。都会では味わえない雰囲気ですよね。福井県内の大学生がお手伝いしてくれたり、町内外のいろいろな人たちが関わってくれて、たくさんの笑顔に出会えるお祭りです。なので毎年参加しています。地元の和田が好きなので、運動会や例大祭、伝統的なことにも積極的に関わっていきたいと思っています。

 

   

【和田de路地祭の詳細はこちら】

http://wadaroji.com/

 

 

 

移住を考える人へメッセージ

 

おもしろそうなことを見つけに来てください。やってみたいなということをやってみてください。高浜にいると、自然、人、文化…あらゆるモノに見守られているなぁと感じます。そんな雰囲気の中いろいろなモノを感じて、自分のスタイルで高浜暮らしを楽しんでほしいです。

 

 

 

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