【起業家インタビュー】今井俊吾さん 飲食店『FAMILIAR(ファミリア)』店長

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学生時代は野球一筋ですごした今井さん。大学卒業後は京都の消防士となりました。消防士として充実した日々を過ごしていた今井さんですが、あることがきっかけで高浜町へのUターンを決意しました。そのきっかけとは…

なぜ、高浜町で飲食店をOPENしようと思ったのですか?

 

「若狭和田の海の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい」

この想いだけですよね。飲食店をOPENしたのは、この想いをやりきるための手段の1つです。

もちろん飲食店をしている以上、料理やサービスには全力を注いでいますよ。でも、きっかけは「飲食店をOPENしたい」ではなくて、「若狭和田の海の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい」なんです。



ありがとうございます。それでは、飲食店をOPNEするまでの今井さんについてお聞きします。

今井さんは大学進学で県外に出ていますよね?初めからUターンするつもりだったのですか?

 

いえ、Uターンするつもりは全くありませんでした。私が次男坊ということもありますね。学生時代から「はやく高浜町を出たい!」「もう高浜町には戻ってこない!」そう思っていました。学生時代は、ずーっと野球をしていました。将来は、社会人野球チームに入り、野球で生活しようと思っていましたから。そのために、県外の大学へ進学し野球を続けていました。ですが、大学時代の先輩の話や、当時の社会人野球チームの実状などから、野球で生活していくという目標は修正しました。修正しましたが、それでも「高浜町に戻る」という選択肢は一切なかったですね。

高浜町に戻ろうと思ったきっかけを教えて頂けますか?

 

私は、大学卒業後に京都で消防士になりました。仕事のやりがい、職場環境、人間関係、何をとっても最高でしたね。職場の皆さんには本当に仲良くしてもらいました。そして、そこで先輩に『サーフィン』を教えてもらったんです。日本海側、太平洋側、九州も、海外も行きましたね。サーフィンをしに。ホントいろんな海にいきました!それで気づいたんです。

「高浜町の海はエグい!って」

ご存知の通り、高浜町の海は水質・ロケーション・波、すべてにおいて最高なんです。これだけ最高の海はなかったですよ。高浜町の海が持っているポテンシャルは凄いんです。だって考えてくださいよ。海水浴で有名な海は、波がないからサーフィンができない。サーフィンが盛んな波のある海は、海水浴ができない。高浜町の海はどうですか?夏は海水浴のお客さんがたくさん来られますし、それ以外のシーズンはサーファーの方達が来ています。1年間を通して、集客できる海なんですよ。でも、実際は高浜町に来てくださるお客さんの数、減ってますよね?そこで、このままではダメだ。この素晴らしい海をたくさんの方に知ってもらって、たくさんの方に来てもらえるようにしなければ!そう考えるようになったことが、「高浜町に戻ろう!」と思ったきっかけですね。



高浜町の会社などに就職するという考えはなかったのですか?

 

私の目的は、高浜町にUターンで戻るということではなく、高浜町の海の素晴らしさをたくさんの人に伝えるということです。ですから、私のする仕事が直接的に、高浜町の海のPRに繋がっていなければならなかったんです。ですが、そこまで都合のいい仕事はありませんよね(笑)ですから、自分で仕事を作ろう!って、そう思ったんです。親には大反対されましたけどね(笑)

 

 

そして、FAMILIAR(ファミリア)をOPENされたということですね。OPENして4年目になるそうですが、これまでは振り返っていかがですか?今井さんが「やりたい!」と思ったことはできていますか?

 

まだまだですね。やはり、お店を経営している以上は、お店を維持といいますが、進化させていく必要があります。それが大前提であり、その上でどうやって高浜町の海の素晴らしさを伝えていけるかですよね。正直言いまして、今はまだまだお店のことで手一杯になっています。



今後の目標や、やりたいことはありますか?

 

高浜中学校にサーフィン部を作りたいですね。私のようなUターン者を1人でも多く増やすには、やはり今、高浜町に住んでいる子ども達に種まきすることが大事だと思うんです。学生時代にしっかりと高浜町の素晴らしさを刷り込んでおく。その上で、町外・県外に羽ばたいていけばいいと思うんです。ですが、しっかりと種をまいておけば、町外・県外に羽ばたいていった子ども達の中から、高浜町に戻りたいと思う人が出てくる、増えるはずなんです!

その種をまくという意味でも、高浜中学校にサーフィン部を作りたいですね。サーフィンをすれば、高浜町の海の素晴らしさを、身をもって感じることができますから。

 

 

ありがとうございます。それでは、最後に高浜町の子ども達へメッセージをお願いします。

 

やりたい!と思うことに全力で突き進んでいってください。私は、全力で進んでいけば夢は叶うと思っています。とにかく、やりたい!と思うことがあるのであれば、全力で突き進んでいってください。



今井さん、インタビューや取材にご協力頂きありがとうございました。

【和田浜海水浴場でバーベキュー!カフェ&ラムバー「FAMILIAR」】

http://www.familiar424.com/

 

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