~クラゲに刺された時の対処方法について~
◆クラゲに刺される前に
1、クラゲに刺された際の対処法を身に着けておく
クラゲに刺された際の正しい対処法を予め把握しておくと痛みや腫れを抑えた適切な対応ができます、また誤った対応の場合症状が悪化する可能性があります。
本記事も参考にしながらぜひ一度クラゲについて調べてみてください。
2、生死問わずクラゲには触れないこと
クラゲの持つ毒針は刺胞(しほう)といい、死んでも毒は無くなりません。
そのため死んだクラゲや触手にはむやみに触らず、可能であれば砂に埋めるなど人が触れないようにしてください。
3、現地の人やライフセーバーにクラゲの発生状況を聞いておく。
夕方やお盆の時期にクラゲが出るといわれていますが、気象条件により昼でもお盆前でもクラゲは発生します、現地の方やライフセーバーに最新の情報を聞くようにしましょう。
4、刺されることがあるのを予め自覚しておく
海にいる以上、完全な回避方法は存在しません。クラゲも好きで人間を刺しているわけではなく、偶然の一致により人間と接触します。そのため刺さることに対しては「運が悪かった」と認識してください。
◆クラゲに刺された場合
1、刺された箇所は絶対触らずに陸に上がってください。
ここで患部を触った場合触れた手に触手が付き、その手が触れた別の箇所が痛くなるといったケースはよくあります。必ず触らないようにしましょう。
2、患部に残った触手をピンセットで触手を取り除くか、海水で洗い流してください。
真水を使った場合、浸透圧の関係で触手がハジケて症状が悪化します。絶対に海水で洗ってください。
3、痛みが続く場合は患部を氷や氷のうで冷やしてください。
痛みが酷い場合は病院での診察を受けてください。
痛みが問題なければ洗い流して終了ですが、続く場合は痛みを引かせるために患部を冷やしてください。酷い痛みの場合は病院での診察を受けてください。また、本対処方法はあくまでも応急処置のため、アナフェラキシーショックの疑いが見られた際には必ず救急車を要請してください。
※なお、「お酢をかけると良い」という話もあり実際に有効な場合もありますが、クラゲの種類によっては症状を悪化させる危険性がありますので、種類が分からない場合お酢は使用しないことをオススメします。