もっと、たくさんの子どもに高浜町の絵本を届けたい。
想いをカタチにするために、クラウドファンディングはじめました。
(※終了しました)
高浜町の子育て支援活動「kurumu」が2019年のグッドデザイン賞を受賞しました。「高浜をくるむ、高浜でくるむ」のフレーズの通り、地域ぐるみで行う支援の活動が、優れていると評価された、うれしい結果です。高浜町では、子育て世代包括支援センター「kurumu」を中心に、たくさんの町民が協力して子育て支援を行ってきました。わかめ干しなどの食育活動、産後すぐのママに旅館や民宿でリラックスした時間を過ごしてもらう産後デイケアサービス、ひとりひとりのベビーに贈られる厳選のギフト。どれも地域の人の協力がなくてはできなかったサービスばかりです。なかでも、三歳児検診にプレゼントされる絵本は、高浜在住のデザイナーが作成した完全オリジナルとして人気を集めています。
高浜町のオリジナル絵本「はらぺこシジミ」。作者は、高浜にUターンしたデザイナーの釣本麻紀子さんです。
『いま高浜では子どもが少なくなり、そして私のお気に入りだった風景もどんどん変わってきました。仕方ないと思いながらも、やっぱり寂しい。なので、高浜の絵本をつくるお話をいただいたとき、子どもたちが地域をもっと好きになってくれるような絵本にしたい、残していきたい「ふるさと」を絵本に閉じ込めて、高浜の子ども達にプレゼントしよう!と思いました。』
『完成した「はらぺこシジミ」は、子猫たちが、もらった魚をトンビに盗られるところからはじまります。高浜ではトンビに食べ物を盗られることは、よくある話なんです(笑)そこから子猫たちが魚を求めて奮闘するのですが、物語のいたるところに、高浜のなにげない、どこか懐かしい風景を描いています。子ども達だけじゃなく、大人も楽しめる内容だと思うので、たくさんの人に読んでもらいたいです。』
近頃では、子どもたちから「シジミのところに行ったよ」「絵本の場所、見つけたよ」と声をかけられたり、町民の方から「県外に住んでいる孫に送りたい」と言われることも、よくあるそうです。子育て支援活動のひとつとして数量限定で制作したオリジナル絵本。けれど、もっと多くの子どもたちに読んでもらいたい。そんな想いをカタチにするために、高浜町では絵本増刷のためのクラウドファンディングをはじめました。
絵本増刷のクラウドファンディングは、「さとふる」で、ふるさと納税のシステムを活用しています。選べる返礼品には「はらぺこシジミ」の絵本とポストカードもご用意。これは、クラウドファンディングでしか選べず、他のどこにもない返礼品です。さらに今のところ販売もしていないので、このチャンスに、ぜひ読んでみてください。
応援よろしくお願いします!
その他、選べるお礼の品には、高浜の新米や里芋、工芸品などをご用意しております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
グッドデザイン賞 受賞kurumu「高浜町のオリジナル絵本をみんなに届けたい」
Photo by yOU