高浜町オリジナル絵本「はらぺこシジミ」のシリーズ第2弾が完成!
昨年、福井県高浜町のオリジナル絵本「はらぺこシジミ」が作成され、現在も町内に住む子どもたち(3歳児検診時)に配布されています。
自分たちが住んでいる町の名所や風景が描かれた郷土愛たっぷりの「はらぺこシジミ」は、子どもだけでなく、大人にまでも大好評。町外に嫁いだ娘さんに送りたい、小学生の子どもが気に入っているので好きなときに読めるように購入したいなど、たくさんの声が届きました。もともとは配布のみの予定だったのですが、いまでは町内の本屋さんで販売されています。
皆さん、なにかお気づきになりませんか?見慣れたピンク色の絵本の横に、さわやかなブルーの絵本が並んでいますよね。そう、このたび「はらべこシジミ」のシリーズ続編である「はらぺこシジミ ひみつのビーチ」が制作・完成したのです!
前作は、明鏡洞などの名所がある町の中心部を重点的に描いていましたが、今回は和田地区をクローズアップ。ビーチの国際環境認証ブルーフラッグを取得している若狭和田ビーチ、古き良き景観を残す和田路地、そしてビーチからボートで行ける無人島・葉積島(はせきじま)などを舞台にしています。前作同様、こねこのシジミとその兄弟を中心に、町のねこたちが奮闘する可愛らしいストーリーも見どころ。夏の和田地区で繰り広げられるシジミたちの冒険をコミカルに描き出しています。
作者である高浜町内のグラフィックデザイナーである釣本麻紀子さんも、シジミシリーズ第2弾の完成に『もういちど、シジミたちの活躍を描けたことがうれしい』と笑顔。
『今作では、特に若狭和田ビーチのシーンに注目してもらいたいです。毎年、海水浴シーズンの夏はとても賑わうのですが、その雰囲気を表現するために、色をたくさん使ってカラフルに仕上げています。ページ見開きでドーンと、インパクトのあるシーンになっていると思うので、ぜひ見てもらいたいです。(笑)』
なるほど!そういえば、今作は色の使い方が繊細かつダイナミック。そして多彩です。ページをめくるたびに、わくわくした気分になります。ぜひ遠方の方にも読んでいただきたい!ひとりのシジミファンとして、そして高浜町民として、おすすめしたい絵本です。「はらぺこシジミ」シリーズを販売している町内の書店では配送も承っています。また、今後ふるさと納税の返礼品などでも登場する予定なのだとか。ぜひご利用くださいね。
次回、ピン!トで作者の釣本さんからキャラクター紹介など、シジミワールドを披露していただきます。お楽しみに。
【はらぺこシジミ ひみつのビーチ あらすじ】
ビーチのそうじをお手伝いした5匹のこねこは、ご褒美に町で人気のさんかくパンをもらい大喜び。ですが、またまたトンビに横取りされてしまいます。あっという間に葉積島のほうへ去っていくトンビ。その足がつかんでいるのは、おいしそうなさんかくパンと……シジミ??
販売書店はこちら。
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どちらの書店でも遠方への発送注文承ります。売り上げは、絵本増刷へ繋がります。たくさんの人に絵本を届けるために、どうぞ、応援をお願いします。