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「はらぺこシジミ ひみつのビーチ」のヒミツの話

 

 

「はらぺこシジミ」を描きました、つりもとまきこです。

高浜町オリジナル絵本、ご好評いただきありがとうございます。そしてこの度、2作目が完成、販売開始されましたー!(パチパチ)

タイトルは「はらぺこシジミ ひみつのビーチ」です。

 

 

詳細はこちらの記事で↓

高浜町オリジナル絵本第2弾「はらぺこシジミ ひみつのビーチ」が発売しました!

 

前作が発売された時、知り合いのおっちゃんに「シジミ(貝)出てこんかったで!」と言われ、

ま、まさか、主人公の名前が認識されていない!という衝撃の出来事があったので、お伝えしておきます。「シジミ」は猫の名前です。今作も子猫のシジミとその兄弟が、高浜の町中でわちゃわちゃするお話になっています。

 

作中ではシジミや兄弟のキャラクターについてほとんど触れていませんが、私の中では1匹1匹ストーリーがあって、外見も微妙に描き分けていたりします。(微妙に…)なので、ここで少しだけ、キャラクターの紹介をさせていただきたいと思います。

 

 

主人公のシジミと4人の兄弟について

 

漁港の近くで生まれたので、シジミ、ウニ、ハマグリ、ワカメ、アサリと魚介の名前を付けられました。高浜漁港ではほとんど見られない魚介ばかりですが、アジやアオリイカより響きが可愛かったので、この名前にしました。本当の兄弟なのかは不明です…。でもお母さんがいます。(←どこかでお披露目したいです)

 

 

末っ子のシジミ(グレーの耳たれ)

 

おとなしそうに見えて、いつも何かをやらかすのは、このシジミ。

実は、はじめはあまり気に入ってなかったキャラクターなのですが、兄弟たちが世話を焼く姿を描いているうちに、私もなんだかほっとけない気持ちになってきました。ひみつのビーチの表紙では、いつもお世話になっているにいちゃん達をねぎらって、砂風呂をこしらえています(笑)お気に入りです。その他ひみつのビーチの中で、シジミのお気に入りのカットはこちら。

 

 

さんかくパンをもらうシーン。「にぃちゃん早く食べようよ!」と言いながら、すでに一口食べとるやないか。コイツ…と思いながらも可愛いくて好きなカットです。

(このさんかくパン大好きです。高浜に来たらぜひ食べてみてください。)

 

 

 

長男のウニちゃん(オレンジ)

 

ウニちゃんは、いつも穏やかで頼りになる存在。少し大きい体と、常に糸目(細い目)なのが可愛い。驚いた時に糸目が全開になる場面も見どころです。ウニちゃんのお気に入りカットはこれ。

 

 

うきわに空気を入れている場面。…本人は真剣です。

 

 

 

次男のハマグリ(黒と白のハチワレ)

 

ハマグリは、「まいど、おおきに!」などと関西弁をつかいそうな、ひょうきんなヤツだと思って描いています。少しポチャっとしているフォルムが好きです。

お気に入りカットはこれ。

 

 

号泣しています。いつもは明るいのに、兄弟のピンチにはこんな風になってしまう優しい兄さんでもあります。

 

 

 

三男のワカメ(真っ黒)

 

ワカメは何を考えているのかわからない、不思議な子です。実は1作目から、ワカメにはほとんど表情をつけていません。いつも目をぱっちりと開けてぼーっとした顔をしています。走り方やポーズも、みんなと違って少しへんな感じにしていますので、ちょっと注目して欲しいキャラです。ワカメのお気に入りのカットはこれ。

 

 

こんな真っ直ぐな木の棒、よく見つけたな〜。と自分でも笑ってしまいました。

 

 

 

四男のアサリ(片耳がオレンジ)

 

アサリちゃんは見た目が可愛らしいのでとても人気のあるキャラクターです。賢くて礼儀正しい、シジミの世話係的な存在。しかし強気な性格で、機嫌が悪い時のジト目が怖可愛いです。(1作目にあります)お気に入りのカットはこれ。

 

 

「こっちくんな」とクラゲを持ったワカメ兄さんを足蹴りしています。

 

ひみつのビーチでは兄弟の他にも20匹以上の猫が登場します。シジミを助けるために、「にゃー」の一声でみんな集まって、即作業開始。どの猫もいいヤツです。名前はこちら。

はっちゃん、ドロちゃん、きんちゃん、だいちゃん、ふくちゃん、ジロちゃん、うめこ、ななのすけ、まろちゃん、ぽんちゃん、つぶきち、ゆきちゃん、さぶちゃん、キナコ、むぎちゃん、のりたま、チロちゃん、たまお、ウッシー、まるちゃん、とらまる、しまたろう、ゴンです。…さて、どの子が、どの名前でしょう?(笑)

皆さんも、お気に入りの1匹を見つけてくださいね。

 

はらぺこシジミ ひみつのビーチは「あ〜、やっぱり高浜の夏はええな〜!」と感じてもらえる内容になっていると思います。今年はこの絵本で、そして来年は実際に高浜に来て、高浜町の夏・海を満喫してもらえたら嬉しいです。

 

 

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