2023.10.20
~高浜町の食育~ 親子で食を楽しむ、kurumuのわくわく☆ちびっこ食体験クラブ
高浜町こども家庭センターkurumuでは、食育をテーマにした支援やサービスを行っています。今回は1歳ごろから参加できる親子サービス『わくわく☆ちびっこ食体験クラブ』をご紹介します。
子どもたちの食への興味や関心を高めて、家族みんなが「楽しく美味しく食べる」健康的な毎日を過ごせるようになってほしい。また、食の取組みを通して人同士がつながり、笑顔になれるお父さんやお母さんが増えてほしい。そんなkurumuの食育への想いが詰まったサービスが『わくわく☆ちびっこ食体験クラブ』です。
収穫からお料理、試食まで。食べたい気持ちを育てよう。
『わくわく☆ちびっこ食体験クラブ』のテーマは「いろんな角度から食に触れる経験を通して、食に関わるおもしろさ、楽しさを親子で体験しよう」で、親子で野菜の苗植えや収穫、調理を体験することができます。
今回のわくわく☆ちびっこ食体験クラブでは、野菜の収穫をします。kurumuがある町の保健福祉センターの敷地内にある畑では、きゅうりにピーマン、じゃがいもなど、いろいろな野菜が立派に育っていました。
子どもたちは、大きく育った野菜でいっぱいの畑に興味しんしん。お父さんお母さんと一緒に、土や葉っぱの中から野菜を見つけて小さな手で健気に野菜の収穫をがんばります。
収穫したばかりのきゅうりはトゲトゲしています。これは新鮮な証拠。
触ってみたり、
かじってみたり、
色はどうかな?
収穫した野菜で袋がいっぱいになったら、次は親子で調理体験です。
お料理も試食も、参加者みんなで和気あいあい。
この日は七夕の前日。カラフルなちらし寿司と、かぼちゃコロッケ、とれたて野菜を使ったサラダとミネストローネを作ります。
1歳ごろの小さな子どもでは何もできないと思いがちですが、実は食材をさわる、つぶす、丸める、混ぜるなど、いろいろな方法で調理をすることができます。
型抜きを使って、チーズなどを星やハートのカタチにくり抜くのも、上手にできていました。
途中、つまみ食いも。どんどん食材がなくなっていきます。
お母さんは大慌て。でもkurumuのスタッフは「食材はたくさんあるから大丈夫」と、にこにこ、笑顔です。「いろんなものを食べてみよう、どんな味がするかな?」と、子どもたちに声をかけます。食べてみたいという子どもたちの好奇心を伸ばそうとしているようでした。
お料理は、まるではじめて出会う楽しい遊び。みんな、お父さんやお母さんと一緒に、とても楽しそうにごはんを作っていました。お料理は最高のコミュニケーションツールだとよく言いますが、本当にその通りですね。
さあ、できあがりました。とっても美味しそうなランチプレート。さっそく、みんなで一緒に「いただきます!」
自分で収穫した野菜でつくったごはんは、味もうれしさも格別のようです。みんなパクパク、とってもおいしそうに食べていました。
このわくわく☆ちびっこ食体験クラブは、お父さんやお母さんの交流の場にもなっています。参加者みんなが一緒に収穫や調理を行うので、自然と会話も弾み、和気あいあいとしたムードに。ひとりぼっちのお父さんやお母さんをつくらないという、kurumuの想いがしっかり反映されています。
▼みんなで手遊びや自己紹介も
参加された方たちからは「親子やお友だちと一緒に食べるごはんがおいしい」「子どもの成長と愛しさを感じる」「わくわくに行くよ!と声をかけると、お料理する~と子どものテンションがあがります」「うちでも家庭菜園をはじめた」などの声が寄せられているそうで、このわくわく☆ちびっこ食体験クラブが人気&評価の高いサービスであることがよくわかります。
kurumuは、「食」にまつわる体験やサービスを通じて、町の子育て世代を応援するサポーターです。今回ご紹介した、わくわく☆ちびっこ食体験クラブのようなサービスに参加されているときはもちろん、普段kurumuに遊びに来たときでも、悩みや不安を相談できます。kurumuと一緒に、楽しい子育てライフを送ってくださいね。