2023.10.30

観自庵国際アート展を楽しもう。※昨年の記事です( 第9回 観自庵国際アート展)


2014年、青葉山麓にある古民家「観自庵(かんじあん)」を 拠点に、古き良き田舎の原風景の残る高野で、人々が集う場所を作ることを目的に立ち上がった「観自庵プロジェクト」。

 

 

「観自庵プロジェクト」は、アートをきっかけにたくさんの人が集まる場所にしたい。国籍も関係なく、子どもからお年寄りまで集える場所にしたいという声から始まったそう。

 

 

そして、その観自庵で毎年開催されているのが『観自庵 国際アート展』。日本、韓国、チェコ、アメリカ、イギリス、台湾など様々な国出身のアーティストが参加する、小さなアート展です。今年で9回目の開催となります。

 

 

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第1会場の観自庵に行くには、まず高野にある「清住寺(せいじゅうじ)」に車をとめます。

 

 

清住寺も会場の1つで、ここでもアート作品を楽しむことができます。

 

 

眺めの良い、小さいけれど、とても安らぐお寺です。

 

 

地元野菜の販売もあります。高野の野菜は本当に美味しいので、見かけたらぜひ買ってみてください。

 

 

そして観自庵までは少し歩いて行きます。高野は静かで、とても気持ちのいい場所です。深呼吸しながら、ゆっくり景色を楽しんでください。

 

 

路地を抜けると、雰囲気のある古民家が見えてきます。素敵なのれんが目印です。

 

 

築100年以上の古民家にアート。かっこいい空間です。

 

 

ここでは、韓国出身の造形作家で、観自庵プロジェクトの代表でもある、金明姫(キム・ヨンヒ)さんや、他のアーティストさんにも出会えるかもしれません。

 

 

作品について、アーティストさんに直接お話を聞ける貴重な体験ができます。

 

 

「アートってよくわからない。」「なんだか敷居が高い気がする。」そう言った声もよく聞きます。ひとつひとつの作品に物語があるんだけれど、それを読み解くのは難しい。

 

 

でも、「色がきれいだな」とか「変わった質感だな」とか「これ好きだな!」とか。アートは自由に感じて、素直に楽しめばいいんだと思います。

 

 

力を抜いて高野に足を踏み入れてみてください。緑、空、風、花、畑、、、アート。普段見ないものを、じっくり時間をかけて見てみると、いつのまにか自分と対話していることに気が付きます。自分を観る。ああ、「観自庵」ってこういうことなのかな。

 

(写真は過去のものです。)

 

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2021年の観自庵レポートはこちらから

 

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今年は会場が増え、Kanbey.Labでも作品展示が行われています。アーティストによるワークショップもあります。ぜひご参加ください。(※要申し込み)

 

 

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