2025.3.20
高浜中学校の生徒たちが移住者インタビュー記事を書きました。
その2 ~秋岡智恵子さん ~
高浜中学校では、総合的な学習の時間という授業があり、「高浜未来創造プラン」という探究学習が行われています。各学年それぞれにテーマが設定され、生徒たち自らが問いを見出し、情報を集め、学び、そして行動するという学習になっています。
その学習のなかで、町の人口減少の課題について向き合った1年生の生徒たちが、高浜町に魅力を感じて移住された方にインタビューし、記事を書きました。高浜町の良さを町外の人に伝えるため、生徒たちが一生懸命書いた移住者インタビュー記事です。ぜひご覧ください。
憧れの宿への思い、麓に佇む一軒家。
豊かな自然にあふれた高浜町中山区に、「ペンション秋岡屋」が1993年にオープンしました。青葉山麓にあるログハウスの宿。木のぬくもりが感じられる、ご主人手作りの本格ログハウスです。「秋岡屋」の秋岡智恵子(あきおかちえこ)さんは京都市左京区八瀬から高浜町に移住し「秋岡屋」を開業されました。
どうして高浜町に移住したのですか?
秋岡さん:
もともと福井県ではなく三重県に移住する予定だったのですが、京都の知り合いから「別荘を建てたいから土地を探して」と言われ、探している時にここの場所に出会いました。知り合いに紹介するつもりでしたが、ここから見える景色がとても気に入り、高浜町への移住に変更することにしました。
いつ秋岡屋を開業されたのですか?
秋岡さん:
移住をして暮らし始め、1993年に「秋岡屋」の営業を開始しました。ログハウス作りに興味を持っていた夫が、西舞鶴まで技術の見習いに行き、専門家(ログビルダー)にサポートしてもらいながら、このログハウスを建てたんです。いったん仮組みをして必要な木材を選定、それをこの山の上まで運び、もう一度組みなおして建てているので、とても大変でした。でもお客さまに喜んでいただいているので、ログハウスを建てて良かったです。
高浜町の魅力はどこですか?特に好きなところはどこですか?
秋岡さん:
高浜町のいいところはたくさんあります。その中でも移住のきっかけになったのは「海」と「山」です。特に私は山の美しい魅力に惹かれたんです。
他にも良いところはありますか?
秋岡さん:
いろいろあります。特にいいと思うところは「人柄」です。高浜町の人は人柄が良く優しくて、移住してきた時も分からないことをいろいろと地域の人が教えてくださいました。とても心強かったので、そこが高浜町のいいところだと思います。あとは自然がたくさんあることで食べ物が美味しく、特に新鮮な野菜や魚がとても美味しいです。ご近所さんや知り合いから物々交換でお野菜やお魚をいただくこともあるんですよ。そういうやり取りも楽しんでいます。
移住した時に助かった事は何ですか?
秋岡さん:
地域の人の協力です。自宅が山の中腹にあるため、子育てしていた時には、子どもを学校やお友達の家まで車で送り迎えしていたんです。その時には近所の人や知り合い、同級生のお宅など、地域の皆さんにいろいろ協力をしていただきました。子どもを車に乗せて送ってくださったこともあり、とても感謝しています。
秋岡さんが本当に高浜町を好きなことが伝わってきました。「これまで以上に町外の方々が高浜町に興味が持てるように、いろいろな支援や協力があることをアピールしていくことが大切だと思います。そうすればたくさんの人に伝わって、もっと移住してくれる人が増え、高浜町が盛り上がるんじゃないかな」とおっしゃっていました。
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高浜中学校1年(令和6年度)移住促進チーム
河野結
二十田圭佑
見越愛彩
濱部壮希
上尾真大翔
常盤陽介
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